基本情報
医院名 | 医療法人 博道会 スマイルライン歯科・矯正歯科 アイランドシティ |
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所在地 | 〒813-0017 福岡県福岡市東区香椎照葉6丁目3-12 照葉クロススタイル1F |
アクセス |
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電話番号 | 092-710-8330 |
駐車場 | 駐車場10台完備 |
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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8:30~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ー | ● |
13:30~18:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ー | ● |
休診日:日曜
アクセス
〒813-0017
福岡県福岡市東区香椎照葉6-3-12 照葉クロススタイル1F
- 鹿児島本線千早駅 出口 車11分
- 香椎線(海の中道線)雁ノ巣駅 出口 車9分
- 西鉄バス 照葉北小学校前 バス停より徒歩4分
駐車場10台完備
理事長紹介

当院は地域の「小さな大学病院」を目指し、歯科学会が認定した指導医や専門医が揃い、一般歯科から高度な専門治療まで幅広く対応しています。
日本人が歯を失う主な原因は歯周病です。歯そのものが健康でも、歯を支える顎の骨や歯ぐきがダメージを受けると、歯を失うリスクが高まります。したがって、歯周組織の健康を守ることが、補綴治療やインプラント治療、審美歯科、矯正歯科の安全で確実な進行に不可欠です。
当院では、専門的な知識と技術を持つ歯科医が一人ひとりのニーズに応じた最適な治療を提供しています。他院で治療が難しい症状でも当院では対応可能な場合がありますので、どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。福岡市東区で、皆様の健康な口腔を守るために、心を込めてサポートいたします。
理事長 大串 博
経歴
- 城西歯科大学(現明海大学) 卒業
- 医療法人博道会 理事長
資格・所属団体
- 日本臨床研修指導医
- 日本歯周病学会 専門医
- 日本口腔インプラント学会 専門医
- 日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医
- 日本臨床歯周病学会 歯周インプラント指導医
- 日本顎咬合学会 認定医
- 日本アンチエイジング歯科学会 認定医
- 日本歯科医師会認定産業歯科医
院長紹介

スマイルライン歯科・矯正歯科アイランドシティの院長 大串 侑暉です。
当院は、子どもからお年寄りまで、すべての患者さんが安心して通える医院を目指し、専門的な治療と最新設備を整えています。 私たちは、それぞれの専門分野に特化した歯科医師たちが連携し、患者さん一人ひとりに合わせた総合的な歯科診療を提供しています。小児歯科では専門医が在籍し、保育士が常駐しているため、お子様と一緒にご来院いただいても安心です。また、管理栄養士による食育や栄養相談も行い、食生活の面からもお手伝いさせていただいています。 すべての患者さんに安心感と信頼を持っていただけるよう、誠心誠意、最良の治療をご提供いたします。何かご不安なことがあれば、どうぞご相談ください。
院長 大串 侑暉
経歴
- 朝日大学歯学部卒業
- 朝日大学PDI岐阜歯科診療所勤務
- スマイルライン歯科・矯正歯科アイランドシティ 院長
資格・所属学会
- 明海大学歯科総合医 エクセレントクリニシャン(Excellent Clinician)取得
- 日本口腔インプラント学会専修医(認定医)
- 日本顕微鏡歯科学会
- 日本歯内療法学会
- 日本臨床歯周病学会
- 日本歯周病学会
所属スタディグループ
- OddS(オッズ)主宰
- CE(明海大学生涯研修)
- ENの会
- FIRA
- 樋口塾
講演活動
当院の院長は、これまでの経験をもとに若手歯科医師向けにスタディグループOddS(オッズ)を立ち上げ、講演活動を積極的に行っております。 最新の知識や技術、考え方など若手の歯科医師が学べる環境を整え、院長自身も継続的に研修会に参加しております。
これからも若手歯科医師を育て、より良い歯科医療の発展に尽力してまいります。
執筆
- 「歯界展望 2025年3月号 若手歯科医師によるcase presentation 重度齲蝕による咬合崩壊患者に対し咬合再構成を行った一症例」医歯薬出版株式会社
- 「デンタルダイヤモンド2025年6月号 Q&A MTAセメントの操作法について」デンタルダイヤモンド社
講演・発表歴
- 2023年6月 OddS 定例会「歯内療法総論」講演
- 2023年6月 明海大学歯学部 歯科総合医症例検討会
- 2024年1月 OddS 定例会「歯髄温存療法」講演
- 2024年3月 OddS 増田英人先生ハンズオンセミナー主催
- 2024年3月 OddS 中田光太郎先生ハンズオンセミナー主催
- 2024年10月 第1回明海大学歯学部 歯科総合医症例発表会
- 2025年1月 OddS 第1回リッジプリザベーションハンズオンセミナー講師
- 2025年2月 OddS 定例会「歯根端切除術」講演
- 2025年3月 OddS 新見大輔先生ハンズオンセミナー主催
- 2025年8月 OddS 小松啓之先生ハンズオンセミナー主催
スタッフ紹介
阿比留 葉子
経歴
- 九州大学小児歯科学教室研修医修了
所属学会
- 日本小児歯科学会
安藤 武明
経歴
- 九州歯科大学 卒業
- 九州大学病院 臨床研修医 勤務
- 船越歯科医院 勤務
所属学会
- 日本歯周病学会
保有資格
- 日本歯周病学会専門医
羽戸 健朗
経歴
- 九州歯科大学 卒業
所属学会
- 日本顕微鏡歯科学会
白 仁協
経歴
- 九州大学 卒業
- 九州大学病院総合診療科
池田 美優
経歴
- 九州歯科大学 卒業
村橋 礼史
経歴
- 福岡歯科大学 卒業
所属学会
- 日本口腔インプラント学会
- 日本臨床歯周病学会
自動精算機

受付・待合室


キッズスペース

診療室

小児専用診療室

カウンセリングルーム

パウダールーム・おむつ交換台


設備紹介
歯科用CT・セファロレントゲン
歯科用CTは、立体的な画像データを取得できるため、従来の2次元レントゲンでは把握が難しかった顎の骨や神経の位置などの詳細な情報を正確に確認できます。これにより、インプラントや矯正治療、親知らずの抜歯など、より精密な治療が可能になります。さらに、通常のCTと比べて被ばく線量を1/3以下に抑えており、患者さんの体への負担にも配慮しています。
また、セファロは矯正治療専用のレントゲン装置で、顔面の骨格や歯並びを規格化された形で撮影し、治療計画の精密さを高める役割を果たします。
複雑な歯の根の状態も精密に診断できます。安全なインプラント治療にも必須です。
摂食・嚥下診断にも有効です
マイクロスコープ
歯科用顕微鏡は、視野を肉眼の約20倍に拡大できる高性能な装置です。この拡大機能により、肉眼では確認が難しい微細な部分まで詳細に観察できるため、特に根管治療で威力を発揮します。根管内の複雑な構造や細い根管も正確に捉えられるため、感染部位の徹底的な清掃や、根管を塞ぐ充填材の正確な配置が可能です。
また、歯周組織やむし歯の進行具合なども精密に診断できるため、歯を削りすぎることを防ぎ、患者さんの歯を最大限に保存する治療が実現します。
精密顕微鏡治療、診断及び治療の精度が大幅に上がります
根管治療(歯の神経の治療)や補綴(被せ物)歯周治療、様々な歯科治療の分野で精度の高い治療を可能とします
まず成功する治療の前提として、根管治療におけるラバーダムが重要です。日本の抜髄の成功率が50%以下(2012年東京医科歯科大・須田教授調査)といわれているのに対し、
欧米では古くから90%以上成功しているとされています。

マイクロスコープ(顕微鏡)の治療方法
マイクロスコープを使った、コンポジットレジン(CR)充填
コンポジットレジンとは、主に初期から中期のむし歯の治療に用いられるプラスチックの”詰めもの”で、当日中に処置が完了します。
コンポジットレジンは使用しやすい反面、とても繊細な材料で詰め方によって結果に大きな差が出ます。マイクロスコープとラバーダムを用いて時間をかけ丁寧に詰めれば、素晴らしい適合性と美しさを兼ね備えた治療になります。大切なのは、コンポジットレジンを詰める前にむし歯の部分を可能な限り取ることです。健康な歯をできるだけ削ることなくむし歯の部分だけを削選択的に取る作業はマイクロスコープなしには難しく、特に神経が露出しそうな深いむし歯の場合は大きな差が出ます。
マイクロスコープを使った根管治療・歯内療法
根管とは、歯の中の神経(歯髄)が入っている管のことです。ここがむし歯で感染すると、残念ながら神経を取り除かなければなりません。ところが、神経は取ったものの肝心な感染が取れていない状況が頻発します。根管はとても狭く複雑に入り組んだ形をしていて、簡単に感染を取りきることが出来ないからです。根管中は肉眼で見ることができず、一般的にはレントゲンを参考にしながら”勘”と”経験”を頼りに手探りで治療を進めていきます。その場合取り残しが発生し感染源が残り、再治療になる場合が往々にしてあります。しかし、マイクロスコープで根管内を細かく観察することが可能になると、感染源の見落としをかなり減らすことができ、細部まで治療が出来るようになり、治療の成功率は飛躍的に向上します。また、根管治療はたいへん細かい器具を使うため、場合によっては器具が折れて歯の中に残ってしまうことがあります。通常、歯の中に残った器具の除去は不可能で、これまでは器具が折れてしまった場合、除去することができませんでした。しかし、マイクロスコープで確認しながら折れた器具に超音波振動を与えるといった方法により、破折した器具を除去できる場合も有ります。再治療の道が開かれることが多くなりました。
このように、マイクロスコープは根管治療において最も大きな効果を発揮することは明白であり、アメリカでは、根管治療を専門に行う歯科医師を教育する際、マイクロスコープの使用が必須となっています。
マイクロスコープを使った歯周治療
歯周病は歯の周りに細菌が感染し、歯周ポケットという溝をつくりながら歯を支える骨を徐々に溶かしていく病気です。成人の8割はかかっているといわれる国民病ですが、ほとんどの場合は放置されたまま悪化し、晩年に歯を失う大きな原因となっています。昔は歯石が原因といわれていましたが、現在では数種類の歯周病原菌がつくる”バイオフィルム”という頑固な薄い膜から染み出る毒素が原因ということが解っています。したがって、治療はこの膜をいかに除去して再発を防ぐかが鍵になります。ところが、この膜は非常に頑固で薬もほとんど効きません。治療は膜を機械的物理的に除去することが主体となりますが、歯周ポケットが深くなると正確に器具を入れることはできません。マイクロスコープを用いると器具を正確に入れることができるだけでなく、肉眼では見えなかった感染源を見つけて除去できるようになります。さらに、歯の根元が露出してしまった歯肉に別のところから採取した歯肉を移植し、根元をカバーする手術の精度も向上しました。
マイクロスコープを使った審美歯科
虫歯で歯の一部がなくなった場合、型取りをして口の外で人工物をつくり、セメントで歯に装着する治療が行われます。このときに大切なのは、歯をきれいに削り、細部まで正確に型取りすることです。特に歯肉の中まで精密に型取りをするは難しく、これが不完全だと虫歯の再発や歯肉炎を誘発しやすくなります。マイクロスコープを用いれば、今まで確認が難しかった削り具合の不備や型取り材の流し込み不良がより正確に判るようになり、最終的にでき上がる人工物の精度が飛躍的に向上します。結果として永く快適に使える審美補綴物を提供できるようになりました。
マイクロスコープを使ったインプラント
歯が完全になくなってしまった場合、チタン製の人工の歯を直接骨に植え付けるインプラントという治療が有力な選択肢となります。インプラントは骨の量や位置に問題がなく、内科的に健康な方であればたいへん信頼性の高い治療法であることが解っています。しかし、そのような条件が良い方ばかりとは限らず、手術にはたいへん細かい対応が必要です。特に前歯の場合はただ入っているだけではなく、見た目の美しさも重要です。そのため、インプラントを入れる位置を細かく規定したり、歯肉の位置をコントロールしなくてはなりません。マイクロスコープはこれらの細かい操作性を向上し、機能的で審美性に優れた美しいインプラント治療の大きな武器となります。
マイクロスコープを使った予防
顕微鏡(マイクロスコープ)を使うのは歯科医師だけではありません。患者さんに歯ブラシの話や歯のクリーニングをする歯科衛生士も使います。予防の第一歩は、まず患者さんの口の中がいかに汚れているかを見ることから始まります。顕微鏡(マイクロスコープ)に付いているビデオカメラにヘッドマウントディスプレイをつなげると、歯にプラークの付いている状態をリアルタイムに説明できます。歯ブラシの使い方やブラッシングのコツも”実況生中継”で見せることができます。また、歯のクリーニングの際も細かい汚れを効果的に落とすことが可能になり、その後のホワイトニングの効果も高まります。
マイクロスコープの治療期間と費用
一般に、マイクロスコープを使用すると治療時間が長くなる傾向があります。何故なら肉眼による治療では見落とされていたむし歯や被せ物の隙間など小さな病変や不具合が確認できるようになり、よりきめ細かい治療になるからです。逆にいえば「肉眼だけに頼った治療にはいかに精度が低いか」ということです。逆に、今まで原因不明の症状が、マイクロスコープを使ったことで明らかになる場合もあります。顕微鏡歯科治療の費用は所要時間やその技術的な難しさから健康保険外の自由診療になることが多くなります。しかし、ご自分の歯を末永く残す為の有効な手段となります。
口腔内3DスキャナーiTero (アイテロエレメント)
口腔内3Dスキャナー「iTero Element(アイテロエレメント)」は、短時間で精密な歯型データを取得できる最新機器です。従来の印象材を使わずにスキャンするため、不快感が少なく、治療後のシミュレーションも可能です。インビザラインによるマウスピース矯正治療や被せ物作製に活用し、より正確で快適な治療をサポートします。
セレック
セレックシステムは、最新の歯科用CAD/CAM技術を用いた、歯の修復物を迅速に作成するシステムです。これにより、型取りや歯科技工所での作製を待つことなく、その場で精密なクラウンやインレーを作成できます。治療は1回の来院で完了し、患者さんにとって負担が少なく、時間も短縮できます。また、セレックシステムは高精度な3Dスキャニングとミリング技術を用いており、天然歯に非常に近い仕上がりが可能です。
Er:YAGレーザー(エルビウムヤグレーザー)
エルビウムヤグレーザーは、歯科治療において幅広く活用されるレーザー機器です。むし歯治療や歯周病治療、知覚過敏のケアなどに使用され、歯や歯ぐきへのダメージを抑えながら、痛みを軽減できるのが特徴です。従来の切削器具に比べて振動や音が少なく、患者さんにとって快適な治療環境を提供します。また、殺菌効果も高く、治癒を促進する働きも期待できます。
痛みの少ない治療
多くのレーザー波長の中で、Er:YAGレーザーが歯科医療に適している理由は、水への高い吸収性にあります。Er:YAGレーザーは、水を含んだ生体組織に対する蒸散能力が高く、表層にのみ反応が起こり、熱の発生が微小なため、痛みが非常に少ないという特徴があります。
身体組織に負担の少ない治療
Er:YAGレーザーは、蒸散という反応が照射部の表層に限定されて行われるため、CO2 Laser、Nd : YAG Laserに比べ、透過光による組織深部への影響が少なくてすみます。またエナメル質にクラックが起こりにくく、照射野周囲の照射エネルギー密度が低いため、周囲組織への影響はほとんど有りません。
効果
硬組織疾患効果:蒸散
- う蝕除去
- くさび状欠損の表層除去
歯周疾患効果:切開、蒸散
- 歯周ポケットへの照射
- 歯石除去
- 歯肉整形
- ポケット掻爬
- フラップ手術
軟組織疾患効果:切開、止血、凝固、蒸散
- 歯肉切開・切除
- 口内炎の凝固層形成
- 小帯切除
- 色素沈着除去
さまざまな臨床ケースに対応
多彩なチップラインナップにより、軟組織から硬組織まで幅広い治療に対応できます。
多くの使用目的と効果・効能が薬事承認
硬組織疾患、歯周疾患、軟組織疾患のさまざまな使用目的と効果・効能が薬事承認されています。
笑気吸入麻酔
歯科治療に不安や恐怖を感じる方、また嘔吐反射が強く治療が困難な方のために、当院では笑気吸入麻酔を導入しています。専用のマスクを鼻に装着し、亜酸化窒素という鎮静作用のあるガスを吸引することで、意識がぼんやりし、リラックスした状態で治療を進めることができます。麻酔中は意識がはっきりしており、装置を外すとすぐに効果がなくなるため、副作用もほとんどなく安心です。
位相差顕微鏡
位相差顕微鏡を使用することにより、口腔内の歯周病菌の種類や活動性を観察することが可能です。
光学式う蝕検出装置 ダイアグノデント ペン
口腔の2大疾患である歯周病とう蝕は、検査の目的が大きく異なります。歯周病はプロービングなどにより進行度を数値で管理するのに対し、う蝕には経過を観察する明確な指標がありません。ダイアグノデント ペンは、う蝕の進行状況を数値で管理できるため、従来の“見つけてすぐに削る治療”から、“進行に応じた適切な管理”へと歯科治療の考え方を変えていきます。
「削る」から「管理」へ
口腔の2大疾患である”歯周病”と”う蝕”、検査の目的を比較すると歯周病はプロービングなどで進行度を数値で管理することを目的としているのに対し、う蝕検査は経過を観察する手段がなく、目的が大きく異なります。歯周病と同じくう蝕の状態を経時的に数値で管理できる「ダイアグノデント ペン」は、”見つけてすぐに削る治療”から”進行状況に合わせて適切な管理をする治療”へと歯科医院での治療内容を変化させます。
〈診査・診断の流れ〉
※1:歯牙に光を透過させ、光の透過度合により、う蝕や破折を診査します。
※2:歯垢、歯石をしっかりと除去します。
『MI』とは…
ミニマルインターベンション
(Minimal Intervention)の頭文字です。2002年のFDI宣言で世界中に配信されたカリエス治療の新しい概念です。
内容を要約すると…
- う蝕は感染症である
- 患者教育の徹底
- う窩を形成していないカリエスは経過観察を行い、再石灰化に導く
- う窩を形成したカリエスは、最小限の侵襲で治療を行う
- 欠陥のある補綴物は予防的観点で積極的に補修を行う
従来の診査方法だけでは経時的な状態を把握できないため、治療のタイミングが判断できないだけでなく、患者さんに状況が説明できないため理解と協力が得られずMI治療を実践できません。
歯肉縁上のカリエスを数値で管理
プローブから出たレーザー光は、測定しにくい隣接面や小窩裂溝部のカリエスの歯面から約2mmの深度まで到達し、カリエスに含まれる代謝産物(ポルフィリン)である蛍光反射を読み取り、数値化します。定期的に使用することでカリエスの進行状態を把握し管理することが可能です。
2種類のプローブ
小窩裂溝に直進するレーザー光
隣接面にプリズムによりレーザー光を100°偏光
臨床に応用できる数値
同一のカリエス部位でのプローブを当てる角度により数値が異なります。正しく測定するためには様々な角度から測定することが重要です。最も高い値をピーク値としてディスプレイに保持されます。
レーザー光を当てる角度によって数値が異なります
やさしいレーザー光での測定
これまで数値でカリエスの進行状況などを診査・診断するシステムは確立されていませんでした。「ダイアグノデント ペン」は歯にそっと沿わせ、歯面に655nmの低出力のレーザー光を照射するだけなので、痛みもなく、小さなお子様や妊婦の方にも安心してご使用いただけます。また測定された数値でカリエスの進行状況をわかりやすく説明できます。
測定値の目安
診断〜治療 | 一般的な診査・診断 | 積極的な予防 |
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健全歯質 | 0~15 | 0~15 |
経過観察とする値 | 16~40 | 16~60 |
『MI』を心がけて最小限の侵襲的治療を行う値 | 41~ | 61~ |
オートクレーブ
クラスBオートクレーブは、従来の滅菌器を超える高い滅菌力を持つ医療用滅菌器です。複雑な形状の器具や内部に空気が残りやすい器具も確実に滅菌でき、ヨーロッパの厳しい基準に適合しています。当院では、この滅菌器を使用して清潔で安全な治療環境を提供しています。
ミーレ ジェットウォッシャー
従来の洗浄機や手洗いでは完全に汚れを落とすことができない構造の歯科器具を徹底的に洗浄ができ、弱アルカリ性の専用洗浄剤を用い、全ての汚染を効果的に落とします。